イランでは28日、ライシ大統領の死去に伴う大統領選挙の投票が行われ、開票が進んでいます。大勢はきょうにも判明する見込みですが、イラン内務省は改革派の候補者がリードしていると発表しました。
記者
「投票が続けられていますが、投票所内は外国メディアの姿も多く、世界からの関心の高さをうかがわせます」
イランでは28日、ライシ大統領の死去に伴う大統領選挙が行われました。
今回の選挙では、事実上、反米の保守強硬路線を継承する保守派の2人と、国際協調を重視する改革派から唯一認められた候補者・ペゼシュキアン元保健相の3人の争いとなっていますが、イラン内務省は29日、開票の途中結果として、ペゼシュキアン氏がリードしていると発表しました。
イランでは、外交などの重要政策の判断は最高指導者・ハメネイ師の意向が強く反映されますが、ペゼシュキアン氏が勝利となれば、“欧米との対話が必要だ”という国民の民意と受け止められ、今後の外交方針に一定の変化をもたらすことも考えられます。
改革派ペゼシュキアン氏に投票した市民
「世界との関係の改善や、国内の問題を良い方向に変えてほしいと思いました」
投票結果の大勢はきょうにも判明する見通しですが、いずれの候補者も当選に必要な過半数には届かず、上位2名による決選投票となる可能性も指摘されています。
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